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事業主貸と事業主借
青色申告(青65)の申告時に、通常の簿記3級では
習わない勘定科目があります。
「事業主貸(じぎょうぬしかし)」、「事業主借(じぎょうぬしかり)」というものです。
これらは、資産又は負債に属する勘定科目で、
事業側から考えた貸と借を記帳するための勘定科目です。
まず、最初に事業用としてある程度の金額を用意した場合
事業はあなたから現金を借りたことになりますね。
ですから、
現金 xxxxx 事業主借 xxxxx
となります。
そして、事業用の資金や収益からあなた個人のための
金額を支払った場合、
あなたへの貸しになるため、
事業主貸 x x x x 現金 x x x x
となります。
事業主の生活費は経費にならないため、
個人の消費と事業の経費を明確にしなければならないのです。
ちなみに「事業主貸」の例としては、
●事業用の現金が少なくなったので、個人の預金(現金)から入金した
●事業用の預金が少なくなったので、個人の預金(現金)から入金した
●事業用の経費を個人の現金(預金)から支払った
●事業用の預金に利息が発生した
などの場合が考えられます。
あとは、簿記3級で習ったとおり、日々の取引を記帳し、
期末に貸借対照表と損益計算書を作成すればOKです。
やってみる価値はありますよね。
簿記3級一人で合格は難しいと思ったら・・・
「簿記3級」は、実は最初のとっつきでつまずいてしまう方も随分沢山いらっしゃいます。
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忙しい仕事や私生活の中で、自分で時間をコントロールして合格まで持っていくには
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