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簿記の歴史
簿記の始まり
簿記の歴史は古くはローマ時代にさかのぼります。
世の中に「通貨」(お金やそれに類するもの)という
概念が生まれ、商品を仕入れてこれを売って
収益を得ることを生業(なりわい)とする「商人」が
現れて以来、「通貨」の出納や収益を管理する手法が
必要になりました。
このため、誰から何をどれだけ仕入れて、誰に何をどれだけ売ったかを
記録するようになりました。
そうやって原始的な「簿記」が使われるようになりました。
簿記の歴史記事一覧
世界の簿記の歴史
世界では、貨幣の誕生や流通のなかで、貨幣の量の計算や記録の必要性が発生しました。その解決法として「簿記」が発明されました。ローマ時代の簿記簿記の歴史は古くは、ローマ時代に遡り、古代彫刻の中に商業帳簿が彫られていることが確認されています。また、そのころローマと交流のあったギリシャやバビロニア、エジプト...
日本の簿記の始まり
日本の簿記の歴史は江戸時代に遡ります。下は江戸時代の商人に使われていた帳簿です。 江戸時代にはまだ現在のような複式簿記はなく、(一部近江商人の間では使われていたという話ですが)商家では「大福帳」という今日の金銭出納簿に当る帳簿が使用されていました。大きさとしては半紙(書道用紙)を縦に半分に折った物...
日本での複式簿記の導入
日本で複式簿記が導入されたのは、意外に新しく、明治時代になってからのことです。明治6年6月福澤諭吉がアメリカの簿記教科書『コモン・スクール・ブックキーピング』という本を翻訳し日本初の簿記書である『帳合の法』初編を出版しました。この時の翻訳のせいでどれだけ多くの人が簿記の勉強をやめたことか。詳しくはこ...
簿記3級一人で合格は難しいと思ったら・・・
「簿記3級」は、実は最初のとっつきでつまずいてしまう方も随分沢山いらっしゃいます。
私の経験でも、会社の後輩の中にも借方・貸方でつまずいて、結局資格の取得に
いたらなかった者が半分以上でした。
忙しい仕事や私生活の中で、自分で時間をコントロールして合格まで持っていくには
とても硬い意思が必要です。
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