独学で簿記3級合格を目指すなら
独学の魅力は何より
テキスト代のみなので安くて済むことと、
自分のペースに
合わせて勉強ができるので、人からせかされるという強迫観念を持たなくて
良いことです。
その反面、誰からもせかされないので、なかなか腰が上がらず、結局テキストだけ
買って、受験しなかったなんてゆう経験のある人も多いと思います。
簿記3級は独学でも十分合格できるレベルという人もいますが、これまで会社で
経理処理にかかわった経験があるなら別として、経理の経験のない人にとっては、
全く新しい分野を勉強することになります。
そのため、簿記の基本的な考え方を理解するまでには少し時間がかかる
かもしれません。
最近は私が簿記3級の資格を取った頃とちがって、視覚に訴えた分かりやすい
テキストも出版されています。
←私が試験を受けた頃にこんなテキストがあったら
もっと理解しやすかったと思うと、これから受ける人たちがうらやましい。
試験でカバーされる範囲の4割の「重要項目」をしっかり勉強して合格しましょう
通常こういった資格試験の場合、
試験範囲の3〜4割の「重要項目」と
言われる項目の中から毎回少しずつ言葉や内容を変えて出題される
問題が、6〜7割を占めていると言われます。
つまり絵に描くと下のような感じになります。
ということは、試験範囲のすべてをまんべんなく勉強するのではなく、
良く出題
される項目をきちんと理解すれば、合格ラインの7割はとれるということです。
目的に沿った勉強の仕方があります。あなたはどっち派?
<試験の範囲をきちんと全部勉強する正統派>
簿記3級は、もしあなたがこれから事務系(特に経理や財務系のキャリアを
目指すのであれば、重要な基礎となります。
ですから、本来は簿記3級でカバーされる範囲をきちんと理解して、次の
ステップ(簿記2級や英文会計など)に挑戦する方が良いに決まっていますよね。
<とにかく効率重視のせっかち派>
私を含めて多くの人たちが直面する問題が、「やろうと思ってもなかなか
時間がとれない?」ということです。(世間には勉強よりもずっと面白いことが
たくさんありすぎて、定期的に一定時間机の前に座るには、とても強い意志
が必要ですね。←残念ながら私にはありませんでしたが。。。)
ということで、最小限の勉強時間で、サクッと合格したいあなたには、
そんな目的に合ったテキストでサクッと勉強して(方法は後で説明しますが)、
サクッと合格してしまいましょう。
それではまず、簿記の基礎を見てみましょう。
このセクションが理解できればあなたが独学で簿記3級を合格する確率が
ぐ〜んと高くなります。
